映画『第1作 男はつらいよ』(1969年)鑑賞。渥美清さん演じる車寅次郎の啖呵売りの口上、歌、会話の調子がお見事。

映画『第1作 男はつらいよ』

私が生まれた1969年に公開された映画『男はつらいよ』第1作。その後、続くシリーズ48作+特別篇の全49作品をどれもじっくり観たことがありませんでした。これまでは、なぜか、興味を惹かれなかったのです。2019年は、映画『男はつらいよ』第1作公開から50周年ということで、第50作目の新作が公開予定とのこと。この機会に、過去全49作品をはじめから観てみようと。
まずは、第1作『男はつらいよ』(1969年)を鑑賞です。

感想

渥美清さん演じる車寅次郎の啖呵売りの口上、歌、会話の名調子がお見事。聴き入りました。第1作は登場人物の人となりのそれぞれの逸話がてんこ盛り。さくら、おいちゃん、おばちゃん、たこ社長、博、源吉、登、御前様といった主要登場人物が頭に入りました。倍賞千恵子さん演じる妹のさくらは器量よしだなあ。また、毎回、寅さんと色恋になりそうなマドンナと、ゲストが登場するようで、こちらも楽しみです。これからのシリーズ作品を楽しみたいと思います。

映画『男はつらいよ』

いい人情喜劇だなあ。なんでこれまで観なかったんだろう。この歳になってやっとあの物語の良さがわかるようになったのかなあ。

映画 第1作『男はつらいよ』物語

寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた・・・
 フジテレビ版の結末に抗議が殺到したこともあり、寅さんをもう一度、ということで山田洋次監督自ら企画。ワイドスクリーンいっぱいに、元気溌剌な寅のハチャメチャぶりが爆笑を誘う。マドンナは新派のトップ女優で、これが映画初出演の光本幸子。博の父には名優・志村喬。

出典)”松竹映画『男はつらいよ』公式サイト | 松竹株式会社

映画 第1作『男はつらいよ』予告動画

第1作 男はつらいよ 予告篇(2分33秒)

関連外部リンク


参考
松竹映画『男はつらいよ』公式サイト松竹株式会社

男はつらいよ(第1作)を今すぐ見る

映画『男はつらいよ』他作品の感想記事

映画『第2作 続・男はつらいよ』(1969年)感想。 映画『第2作 続・男はつらいよ』(1969年)感想。笑いと悲しみ。辛いシーンもありますが、最後はほっこりさせてくれるいい人情喜劇です。

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