映画『クレイジー・フォー・マウンテン』を試写会で鑑賞しました。
脚本を担当した作家ロバート・マクファーレンの著書「Mountains of the Mind」をもとに構成され、人はなぜ山に登るのか、そしてなぜ山を愛するのか、の理由に迫る。
これは、猛暑が続くに真夏に映画館の大スクリーンで体感して涼むことができる作品です。
ストーリーはありません。
世界中の山々と、その山に挑む人々を、次々にただただ観て、疑似体験する作品です。
映画館の大スクリーンと大音響での鑑賞がおすすめです。
スマホやパソコンやテレビの小さなサイズのディスプレイで観るのもよいでしょうが、映画公開中であるならば、ぜひとも映画館の大スクリーンで。
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』試写会。上映前に三浦雄一郎さん(プロスキーヤー/冒険家 85才)大場美和さん(プロクライマー 20才)のトークショー。その後、お二方と同じ空間で作品を鑑賞するという非日常。#クレイジーフォーマウンテン #ウィレムデフォー #三浦雄一郎 #大場美和 #映画 pic.twitter.com/IzpTBOu3fi
— 高橋典幸⛅ (@NoriyukiJP) July 10, 2018
感想
荘厳なクラッシック音楽に大自然の山並みをなめる美しい映像。
その山肌に「ん?人?」絶壁にぶらさがる一人の人。
「どこからそこに来て、そこからどこに行くの?」そんな連続。
真夏に涼めました。
『クレイジー・フォー・マウンテン』試写会で鑑賞。荘厳なクラッシック音楽に大自然の山並みをなめる美しい映像。その山肌に「ん?人?」絶壁にぶらさがる一人の人。「どこからそこに来て、そこからどこに行くの?」そんな連続。真夏に涼めました。 https://t.co/UG2aMFGMhM
— 高橋典幸⛅ (@NoriyukiJP) July 10, 2018
世界中の山々と、その山に挑む人々の紹介映像のような作品。
物語もなければ、出演者の台詞もほぼありません。
美しい山々の映像、オーストラリア室内管弦楽団の美しい音楽、ウィレム・デフォーのナレーション。
それのみ。
これがいいんです。
大自然への畏怖の念を再認識できます。
『クレイジー・フォー・マウンテン』試写会。大音響の大スクリーンで観られてよかった。荘厳な映像美と音楽に、ウィレム・デフォーの重厚なナレーションで、山について、山を楽しみ挑む人々について語られるメッセージの数々。考えさせられます。 https://t.co/UG2aMFGMhM
— 高橋典幸⛅ (@NoriyukiJP) July 10, 2018
参加させていただいた試写会では、上映前にトークショーがありました。
ゲストは、三浦雄一郎さん(プロスキーヤー/冒険家 85才)と、大場美和さん(プロクライマー 20才)でした。
トークショー後は、お二方と同じ空間で作品を鑑賞しました。
ヒマラヤ山麓への登山シーンを観ていて、
「うわあ。。。なぜにあんな過酷な山登りをするのかあ。。。」と感じたときに、
ふと場内の前の席に視線をやると、
実際にヒマラヤを登った冒険家の三浦雄一郎さんがそこにいらっしゃるんです。
絶壁の山でのフリークライミングシーンを観ていて、
「うわあ。。なぜに、そんな崖にしがみついてよじ登ろうとするのか。。。」と感じたときに、
ふと場内の前の席に視線をやると、
世界の山や崖を登っているプロクライマーの大場美和さんがいらっしゃるんです。
非日常体験でした。
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』試写会で鑑賞。上映前に、三浦雄一郎さん(プロスキーヤー/冒険家 85才)、大場美和さん(プロクライマー 20才)のトークショー。その後、お二方と同じ空間で作品を鑑賞するという非日常。 https://t.co/UG2aMFGMhM
— 高橋典幸⛅ (@NoriyukiJP) July 10, 2018
感想
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』概要
山に挑戦し続ける人間を描く
なぜ今、数百万もの人々が、山に惹かれるのか?なぜ、時に命さえも懸けて挑戦してきたのだろう?
かつてはそこに近づくことさえ恐れ多いという畏敬の対象であった高山。20世紀半ばにエベレストが征服された頃から人類は山頂制覇への挑戦を続けてきた。
山々は、克服すべき困難―恐怖心が生死のぎりぎりまで、あるいは生死の向こう側まで人を追いやりかねない場所と見なされていた。
しかし、今日ではレクリエーションの舞台となり、公園として、スポーツとして管理され、商品化されている。
そうした人類の山に対しての考え方や挑戦のアプローチの変遷から、今の私たちと山のあるべき関係を静かに諭してくれる。
世界遺産の富士山をはじめてとして夏山シーズンには数多くの登山家、愛好家がまた山をめざす。
世界有数の山好きの日本人に送る究極の「山」映画。『クレイジー・フォー・マウンテン』はオーストラリア室内管弦楽団と『Sherpa』(15)で英国アカデミー賞にノミネートされた女性監督ジェニファー・ピードンの、映画と音楽のユニークなコラボレーション。
山に対する我々の飽くなき執念を目の眩むような映像で掘り下げ、山を愛する人に捧げた、地球上で最も美しい風景を描いた壮大なるオデッセイ。
山が持つ絶対的な魅力、そして私達の人生と夢を形作り続けるパワーを映し出し魅了する。第61回ロンドンフィルムフェスティバルで高い評価を受け、2017年9月に劇場公開されたオーストラリアではドキュメンタリー映画としてNo.1のヒットを記録。本作は、脚本を担当した作家ロバート・マクファーレンの著書「Mountains of the Mind」をもとに構成され、人はなぜ山に登るのか、そしてなぜ山を愛するのか、の理由に迫る。
登山の歴史を紐解きながら世界各地の名峰をたどり、エクストリームスポーツとしての山に至るまで、幅広く山への憧憬をうたった映像叙事詩だ。
ナレーションを務めるのは名優ウィレム・デフォー。圧倒的に美しい山岳映像の数々
『MERU/メルー』(15)の撮影も担当した山岳撮影の第1人者、レナン・オズタークの協力のもと、多彩なフッテージ映像を使いながら、世界各地に広がる数々の難峰や名所を見せてくれる。
ジェニファー・ピードン監督の前作『Sherpa』で描いたヒマラヤ山麓の映像や、エベレスト、モンブラン、メルー、アマ・ダブラムなどクライマー憧れの山映像がふんだんに使われており、
世界各地のロケーションは、カナダ、フランス、日本、ネパール、パキスタン、スイス、チベット、アメリカなど22か国に及ぶ。クラシックの名曲との融合
ジェニファー・ピードンと、オーストラリア室内管弦楽団の芸術監督リチャード・トネッティが中心となり、アメリカに本拠を置く、イギリス人作家ロバート・マクファーレン、アメリカ人俳優ウィレム・デフォーが関わった国際色豊かなコラボレーション。
できあがった映画は、美しい山岳映像と、ヴィヴァルディ「四季」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」やショパン、グリーグの名曲とが共に類い希な芸術性を漲らせている。出典)映画『クレイジー・フォー・マウンテン』公式サイト
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』予告
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』予告編(1分50秒)
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』本編映像
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』本編映像1(3分28秒)
ウイレム・デフォーが誘う崇高な山々の世界
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』本編映像2(2分46秒)
高所恐怖症の人は要注意!鳥肌モノの空中闊歩
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』本編映像3(2分43秒)
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映画『クレイジー・フォー・マウンテン』本編映像4(2分51秒)
ウィングスーツで超高速滑空 これが世界一危険なスポーツだ!
KADOKAWA富士見ビル1F 神楽座で鑑賞
関連外部リンク
参考
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』公式HP
参考
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』特集映画レビューサイト – coco
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』サウンドトラックCD:オーストラリア室内管弦楽団
原作書籍「Mountains of the Mind」著者:ロバート・マクファーレン
映画『クレイジー・フォー・マウンテン』は、脚本を担当した作家ロバート・マクファーレンの著書「Mountains of the Mind」をもとに構成され、人はなぜ山に登るのか、そしてなぜ山を愛するのか、の理由に迫る作品。