感想:おじさん、小説でも泣きました。ノベライズ本「ミッドナイトスワン」(著者:内田英治)映画を2回鑑賞後に読了。 #ミッドナイトスワン #内田英治

小説「ミッドナイトスワン」(著者:内田英治)

読んでよかったです。映画「ミッドナイトスワン」のノベライズ本。映画監督・脚本の内田英治さんが執筆された小説。映画館で映画を2回鑑賞後に読了。感想です。

感想:小説「ミッドナイトスワン」

読んでよかったです。

映画のみでも「ミッドナイトスワン」の物語は大満足だったのですが
もしも、この小説を読まずに、小説のこの内容の数々を知らないでいたとしたら、
どんなにもったいなかったことか。

読んでいて、思わず微笑ましくてにんまりしたり、切なくなったり、じわじわ目に涙がにじんだり、とても豊かな読書体験でした。

小説「ミッドナイトスワン」(著者:内田英治)
小説「ミッドナイトスワン」(著者:内田英治)

映画のシーンが見えて、あのピアノの旋律が聞こえて、思い浮かぶ物語です。

映画では、俳優さんが表情や佇まいのみで描かれているシーンでも、小説版は文字で心情が書かれています。
あらためて、俳優さんたち素晴らしいなあと感じました。
同時に文字で書かれた心情が繊細で読み入ります。

小説版は、映画ではカットされているシーンも数々綴られています。
ギエムさんのシーン、純也さんのシーン、などなど。これらが物語にさらなる厚みを与えてくれます。

逆に、小説ではさらっと描かれているシーンが、映画ではあんなに膨らませて素敵なシーンになっているんだあ…

とか

小説版では綴られていないシーンが映画ではあんなに素敵なシーンとして追加されていたんだあ…

など、映画を観ているからこその楽しみも体験。

映画と小説。

「ミッドナイトスワン」の物語を、より深く味わうことができました。

読んでよかったです。

小説「ミッドナイトスワン」(著者:内田英治)
小説「ミッドナイトスワン」(著者:内田英治)

映画「ミッドナイトスワン」を観ました

映画の感想はこちらの記事で。

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