実物はすごいです。ゴッホが実際に描いた絵画の実物をはじめて見ました。東京都美術館で開催中の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」。上野でフィンセント・ファン・ゴッホを味わう貴重な1日となりました。きっかけは、映画「ゴッホ~最期の手紙~」です。ぜひとも映画館で観たいと思っていましたが、11月にオープンしたTOHOシネマズ上野で上映されているとのこと。そして、その同じ上野にある東京都美術館で「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」の展示を開催中とのこと。映画「ゴッホ~最期の手紙~」をより味わえるように、映画鑑賞前に、ぜひとも、ゴッホが描いた実物の絵画を観ておきたい。そんなことを考えて、上野で「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」から「ゴッホ~最後の手紙~」へとゴッホを堪能した貴重な1日となりました。
東京都美術館に初入館
はじめての東京都美術館。
「アートへの入口」となることを目指す東京都美術館。
私、まさに、入口に立ちました。
チケット購入と入場待ち
手ぶらで来ましたので、まずは、チケット売り場に並びチケットの購入です。
チケットです。
館内にポスターが貼ってあります。
展示室に入るために再び並びます。
入場制限のため並びます。
常盤貴子さんの音声ガイド
チケットを確認していただき、いよいよ展示室に入場へ。。とその前に、気になるものを発見!
なんと、常盤貴子さんの音声ガイド。
お借りました。これが、大正解でした!!
絵画の解説を音声で聞きながらゆったり見られました。
内容を紹介する音声ガイドリスト。
音声ガイド機器を首にかけ、ヘッドフォンを装着して、いよいよ、ゴッホに会いに行きます。
展示会の概要「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」
1853年にオランダに生まれたフィンセント・ファン・ゴッホは、1886年にパリに移り、この地でさまざま刺激を受けながら、自らの絵画表現を模索していきます。そこで大きな役割を果たしたものが、日本の浮世絵でした。ファン・ゴッホは浮世絵版画を収集し、それを模写した油彩画を描き、構図や色彩を学び取っていきます。
さらにファン・ゴッホは、浮世絵をはじめとする美術作品や日本を紹介した文章を咀嚼しながら、独自の日本イメージを醸成していきます。1888年には、芸術家たちの共同体を作ろうと南仏のアルル へ赴きました。大いなる期待を胸に訪れたこの地を、彼はしばしば日本と重ね合わせています。ファン・ゴッホにとって日本は、創意の源であり、夢にまで見た理想郷だったのです。1890年、ファン・ゴッホはパリ近郊のオーヴェール=シュル=オワーズで亡くなります。そしてその後、今度は日本人がこの画家を賞賛し、理想化するようになりました。
ファン・ゴッホが最晩年に交友を持ったオーヴェールの医師ガシェの一族のもとには、3冊の芳名録が残されていました。そこには、1920年代に憧れの画家の終焉の地を訪れ、その足跡をたどった日本の画家や文学者たち240名あまりの署名が記されています。この展覧会では、ファン・ゴッホと日本との相互の関係に2部構成でスポットをあてます。
[第1部 ファン・ゴッホのジャポニスム]
ファン・ゴッホは、日本から如何なる影響を受け、如何なるイメージを抱いていたのか。国内外のコレクションから厳選したファン・ゴッホ作品約40点と、同時代の画家の作品や浮世絵など50点あまりによって、その実像を多角的に検証します。[第2部 日本人のファン・ゴッホ巡礼]
最初期における日本人のファン・ゴッホ巡礼を、ガシェ家の芳名録に基づいた約90点の豊富な資料によってたどります。日本を夢想したファン・ゴッホ。ファン・ゴッホに憧憬した日本人。交差する夢の軌跡をご覧ください。出典)ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 特設WEBサイト
紹介ビデオ
【ゴッホ展 巡りゆく日本の夢】チケットぴあ
ゴッホ展見どころ 学芸員が解説 (2017/09/08)北海道新聞
報道内覧会/吉岡里帆、ゴッホの世界に浸る
約2時間、フィンセント・ファン・ゴッホを堪能しました。
思い出に、書籍を1冊購入しました。
感想
高橋典幸
関連外部リンク
参考
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢特設WEBサイト
参考
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢東京都美術館公式サイト