イベントの様子をノーカット動画(13分16秒)でご紹介。2018年12月16日(日)。映画『セブンガールズ』アップリンク渋谷で鑑賞。映画本編7回目。上映後トークイベントはラブストーリーナイト2。河原幸子さん、中野圭さん、坂崎愛さん、広田あきほさん、デビッド・宮原さん(監督・脚本)。
映画「セブンガールズ」上映後トークイベント<ラブストーリーナイト2 >
舞台挨拶 登壇者:河原幸子(あさひ)中野圭(松下幸三)、坂崎愛(真知)、広田あきほ(郁子)、デビッド・宮原(監督・脚本)
郁子の生ピアノに乗せて、あさひと幸三と真知の劇中シーンを生再現。
監督は役者の涙についてのお話。
2018年12月16日(日)
アップリンク渋谷 1F スクリーン1
感想 | 映画「セブンガールズ」上映後イベント
上映開始時刻に間に合って良かったです。
映画「セブンガールズ」鑑賞。
今日は、昨日の上映後トークイベントでのお話を元に、特に男性に集中して観ました。
今日の上映後トークイベントは、ラブストーリーナイト2。
冒頭の郁子さんと宮原監督の恒例となりつつある?小芝居まくらはクセになるおもしろさです。
劇中シーン生再現は、あさひさん、幸三さん、真知さんによる切ない切ないあのシーン。
お見事でした。
劇中の衣装・メイクそのままで、スクリーンから目の前に役者さんが登場し、本気でお芝居をしてくださる。
宮原監督からは、「役者の涙」についてと、役設定のお話。
こんな体験は本作に限らず今後そうないだろうなぁ。
すごい非日常体験です。
さらにあらためて思う、劇中シーン生再現お芝居時の郁子さんのピアノ生伴奏の素晴らしさ。
しかも役者さんに背中向けて弾いているんだよなぁ。
すごいです。
高橋典幸
【写真】映画『セブンガールズ』鑑賞の思い出 2018年12月16日(日)
アップリンク渋谷に到着
入場券を発券 | アップリンク渋谷
15:05上映
2018年12月16日(日)上映スケジュール
映画「セブンガールズ」チラシ | アップリンク渋谷
映画「セブンガールズ」劇場ポスター | アップリンク渋谷
映画鑑賞後は、GaGana Ramen 極 渋谷店へ
アップリンク渋谷のすぐ裏、徒歩15秒
映画「セブンガールズ」のチラシを置いてくださっています
今夜は、ホルモンまぜそば1辛をいただきました。美味しかったです。
アップリンク渋谷への道中、メガドン・キホーテ渋谷本店店頭の熱帯魚
映画「セブンガールズ」アップリンク渋谷 鑑賞者限定プレゼントのカードと渋谷センター街
【動画】映画『セブンガールズ』上映後トークイベント
映画「セブンガールズ」 2018年12月16日 河原幸子 中野圭 坂崎愛 広田あきほ デビッド・宮原 上映後トークイベント ラブストーリーナイト2 アップリンク渋谷(13分15秒)
※上映後トークイベントの様子は写真・動画撮影、SNS公開がOKでした。
https://www.youtube.com/watch?v=of7YGjlM0hg
02:38 ~ 劇中シーン生再現
07:15 ~ 役者の涙 デビッド・宮原(監督・脚本)
映画『セブンガールズ』作品紹介
高橋典幸
夢を持つことも、希望を持つことも、恋をすることさえ贅沢だった終戦直後の物語。今日食べるもののためだけに生きる女たちを描いているこの物語は、極限状態に近いどん底にありながら、星を見上げ続けた夢の物語だ。女たちは、米兵に体を売る娼婦となることで生き抜き、風が吹けばきしむバラック小屋で手に手を取り合って共同生活を送っていた。
プライドを捨てたような彼女たちを人は指さし「パンパンガール」と蔑む。それでも、彼女たちは笑顔を見せ、歌い、踊る。心の底に小さな希望の灯を持ちながら。2018年に旗揚げ20周年を迎える劇団前方公演墳の作品「セブンガールズ」は、多くの観客に愛され、2004年の初演から、4度の再演を重ねてきた小劇場作品。飽食の時代と言われる現代にあって、今やファンタジーともいえるこの時代の物語が愛された理由は、現代においても「真剣に生きる」ことが求められているからこそだ。人は、本気で夢を追い、希望を抱き、壊れるような恋を求め願っている証拠だろう。
「この作品を世に残したい」たった一つの願いが、奇跡としか思えないこの映画を生みだすことになった。これまでの小劇場作品の映画化は全て、脚本、監督が変わり、キャストが有名俳優となり、別の形としての映像化だった。そうしなければ映画製作の企画が通ることはなかったからだ。それを舞台同様のオリヂナルキャスト、原作が監督での製作するには、俳優たちが自ら、映画化に向けて自分たちでやれることは全てやっていく方法しか残されていなかった。
クラウドファンディングで資金を募り、自らの足でロケ地をめぐり、終戦直後と同じように自分たちの手でバラック小屋を建て、8か月にも及ぶ稽古を重ねることで、これまでの常識を覆す文字数のシナリオを、わずかな資金、わずかな日程で、撮影に及んだのだ。終戦直後の小さな希望と、現代に生きる劇団員たちの夢がクロスオーヴァーしていく。どんな状況でも、どんな環境でも、どんな困難にも負けないパンパンガールたちのように、映画化に向けて走り回った。この映画は、過去の物語ではない。現代を生きる全ての人の物語だ。どん底でも笑える強い人間の物語だ。
出典)映画「セブンガールズ」オフィシャルサイト
映画『セブンガールズ』物語
アメリカ軍の支配下にあった終戦直後、希望と尊厳を奪われたドン底の東京に、わずかな命を生きた娼婦達がいた。
家族の命を奪ったアメリカ軍人を相手に体を売る彼女達を人は蔑み、パンパンガールと呼ぶ。戦地に男たちを取られ、配給も滞り今日食べる物さえ手に入らない。
戦災孤児や戦争未亡人、行く当てのない女たちは寄り添い、力強く生きていく。
そのパンパン宿にも8人の娼婦が助け合いながら生きていた。
どんなにつらくても、どんなに落ち込んだ日も、彼女たちは歌った。
いつかやってくるはずの、明日を信じて。とっくに捨てた幸せ、あるはずのない愛、取り巻く男達の野心に翻弄されながらも、手を取り懸命に生きようとした彼女達の歌、「セブンガールズ」が、瓦礫の街に今日も聞こえる。
出典)映画「セブンガールズ」オフィシャルサイト
【動画】映画『セブンガールズ』予告編
映画「セブンガールズ」予告編(1分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=sijcGZHEZYc
【動画】映画『セブンガールズ』登壇者の役紹介
映画「セブンガールズ」あさひ(パンパン小屋の女たち)(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=f1Ee3OyZxwU
映画「セブンガールズ」真知(パンパン小屋の女たち)(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=UrfYE-UNisQ
映画「セブンガールズ」パンパンを愛した男たち(30秒)
松下幸三
https://www.youtube.com/watch?v=T9Ry3oOLQWY
映画「セブンガールズ」郁子(パンパン小屋の女たち)(30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=WkdFEYxEcAg
関連外部リンク
参考 映画「セブンガールズ」予告編・PV集YouTube 再生リスト
参考 映画「セブンガールズ」上映後トークイベント集YouTube 再生リスト
参考 GaGaNaラーメン極 – 炙りホルモンつけ麺(渋谷)公式サイト
高橋典幸