イベントの様子をノーカット動画(19分28秒)でご紹介。2018年12月26日(水)。映画『セブンガールズ』アップリンク渋谷で鑑賞12回目。上映後トークイベントでは、デビッド・宮原さん(監督・脚本)のお話をじっくりと。
映画「セブンガールズ」上映後トークイベント <ワンマンナイト1>
舞台挨拶 登壇者:デビッド・宮原(監督・脚本)
監督一人で、映画「セブンガールズ」についてじっくりと話します。
時代背景、なぜ現代にこの作品を創ったか、これまで話せなかった話です。
2018年12月26日(水)
アップリンク渋谷 1F スクリーン1
感想 | 映画「セブンガールズ」上映後イベント
映画「セブンガールズ」鑑賞。
今夜は最前列のスクリーンかぶりつきのデッキチェア席。
アップリンク渋谷は最前列が良いなぁと個人的に再認識。
表情や情景がよりクリアに観られました。
上映後は、監督・脚本のデビット・宮原さんの舞台挨拶でのお話。
物語セブンガールズに込めている想い、映画化への裏話、撮影中の舞台裏等々、貴重なお話でした。
個人的にではありますが、映画って、何となく目に入った看板とかで、前情報なくふらっと見に行って、上映中のスクリーンの中からだけで感じるものでいいと思うのですが、
制作舞台裏、背景話等を少しでも知ることで、同じスクリーンで観ていたものが俄然違ったものに見えはじめることってあります。
今夜の宮原監督のお話はとても貴重でした。
ロビーでは、小野寺さん(成瀬役)と、織田さん(新崎役)にもお会いできました。
セブンガールズという物語の深さを更に垣間見たひと時でした。
ありがとうございます。
高橋典幸
【写真】映画『セブンガールズ』鑑賞の思い出 2018年12月26日(水)
アップリンク渋谷への道中、メガドン・キホーテ渋谷本店店頭の熱帯魚を堪能
アップリンク渋谷のすぐ裏徒歩15秒 GaGana Ramen 極 へ、映画鑑賞前の腹ごしらえ
映画「セブンガールズ」のチラシを置いてくださっています
ホルモン丼をいただきました。今夜はラーメンではなく丼ぶりごはんです。美味しかったです。
入場券 映画「セブンガールズ」アップリンク渋谷
【動画】映画『セブンガールズ』上映後トークイベント
映画「セブンガールズ」2018年12月26日 デビッド・宮原(監督・脚本)上映後トークイベント ワンマンナイト1 アップリンク渋谷(19分28秒)
※上映後トークイベントの様子は写真・動画撮影、SNS公開がOKでした。
https://www.youtube.com/watch?v=rojbXr5tQJs
映画『セブンガールズ』作品紹介
高橋典幸
夢を持つことも、希望を持つことも、恋をすることさえ贅沢だった終戦直後の物語。今日食べるもののためだけに生きる女たちを描いているこの物語は、極限状態に近いどん底にありながら、星を見上げ続けた夢の物語だ。女たちは、米兵に体を売る娼婦となることで生き抜き、風が吹けばきしむバラック小屋で手に手を取り合って共同生活を送っていた。
プライドを捨てたような彼女たちを人は指さし「パンパンガール」と蔑む。それでも、彼女たちは笑顔を見せ、歌い、踊る。心の底に小さな希望の灯を持ちながら。2018年に旗揚げ20周年を迎える劇団前方公演墳の作品「セブンガールズ」は、多くの観客に愛され、2004年の初演から、4度の再演を重ねてきた小劇場作品。飽食の時代と言われる現代にあって、今やファンタジーともいえるこの時代の物語が愛された理由は、現代においても「真剣に生きる」ことが求められているからこそだ。人は、本気で夢を追い、希望を抱き、壊れるような恋を求め願っている証拠だろう。
「この作品を世に残したい」たった一つの願いが、奇跡としか思えないこの映画を生みだすことになった。これまでの小劇場作品の映画化は全て、脚本、監督が変わり、キャストが有名俳優となり、別の形としての映像化だった。そうしなければ映画製作の企画が通ることはなかったからだ。それを舞台同様のオリヂナルキャスト、原作が監督での製作するには、俳優たちが自ら、映画化に向けて自分たちでやれることは全てやっていく方法しか残されていなかった。
クラウドファンディングで資金を募り、自らの足でロケ地をめぐり、終戦直後と同じように自分たちの手でバラック小屋を建て、8か月にも及ぶ稽古を重ねることで、これまでの常識を覆す文字数のシナリオを、わずかな資金、わずかな日程で、撮影に及んだのだ。終戦直後の小さな希望と、現代に生きる劇団員たちの夢がクロスオーヴァーしていく。どんな状況でも、どんな環境でも、どんな困難にも負けないパンパンガールたちのように、映画化に向けて走り回った。この映画は、過去の物語ではない。現代を生きる全ての人の物語だ。どん底でも笑える強い人間の物語だ。
出典)映画「セブンガールズ」オフィシャルサイト
映画『セブンガールズ』物語
アメリカ軍の支配下にあった終戦直後、希望と尊厳を奪われたドン底の東京に、わずかな命を生きた娼婦達がいた。
家族の命を奪ったアメリカ軍人を相手に体を売る彼女達を人は蔑み、パンパンガールと呼ぶ。戦地に男たちを取られ、配給も滞り今日食べる物さえ手に入らない。
戦災孤児や戦争未亡人、行く当てのない女たちは寄り添い、力強く生きていく。
そのパンパン宿にも8人の娼婦が助け合いながら生きていた。
どんなにつらくても、どんなに落ち込んだ日も、彼女たちは歌った。
いつかやってくるはずの、明日を信じて。とっくに捨てた幸せ、あるはずのない愛、取り巻く男達の野心に翻弄されながらも、手を取り懸命に生きようとした彼女達の歌、「セブンガールズ」が、瓦礫の街に今日も聞こえる。
出典)映画「セブンガールズ」オフィシャルサイト
【動画】映画『セブンガールズ』予告編
映画「セブンガールズ」予告編(1分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=sijcGZHEZYc
関連外部リンク
参考 映画「セブンガールズ」予告編・PV集YouTube 再生リスト
参考 映画「セブンガールズ」上映後トークイベント集YouTube 再生リスト
参考 GaGaNaラーメン極 – 炙りホルモンつけ麺(渋谷)公式サイト
高橋典幸