朗読劇の前売り券が手元に。東京ストーリーテラーによる、役者の話芸②「三編の様々な結末」です。楽しみにしています。
2013年に味わった朗読劇 役者の話芸①「三編の意外な結末」
大好きな演劇集団 東京ストーリーテラーが、2013年12月に番外公演として開催した朗読劇「三編の意外な結末」。物語に惹きこまれました。
東京ストーリーテラーの番外講演 朗読劇「三編の意外な結末」を池袋 東口のシアターKASSAIで観劇しました。情景と登場人物が目に浮かぶようでした。 http://t.co/IyHRcJ5bV8 http://t.co/dhkkHEejd4
— 高橋典幸 (@NoriyukiJP) 2013年12月3日
あれから約4年 新作オリジナル短編3作品の朗読劇上演
2017年10月、番外公演の朗読劇の第2弾として、新作オリジナル短編3作品が、再び味わえる。
とても楽しみにしています。
どのような演目なのかが、チラシに紹介されています。
対の人形
身寄りの無い貧しい老人達が、静かに人生の終焉を迎える老人ホーム。二ヶ月前に此処に入園した老婆、房代の死期も、すぐそこに迫っていた。痩せた身体をベッドに横たえ、消え入りそうな声で、老婆は言った。
「房代って言うのはね、私の本当の名前じゃないの」
やり直すことの出来ない人生、誰にも話すことの無かった幼い日の出来事。長い旅路の終わりに、老婆に訪れた小さな奇跡の物語。
システム
田舎道を走るバスの振動に揺られ、少しだけまどろんでしまった翔太、目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋の中だった。しかもその部屋には、バスに乗っていた他の乗客達の姿も…。不思議なことに、彼らも翔太同様、移動している間のことは何も憶えていないという。そして、動揺する翔太達の前に、突然現れる男。
男は、「これはちょっとしたシステムの誤作動で」と奇妙な説明を始める。
内気で心優しい青年翔太が遭遇する、不思議な真夏の出会いの物語。
杉山さん
夏休み、中学生だった私の生活に、杉山さんは突然現れた。何の前触れも無く、この上なく理不尽に、私の人生に割り込んできた。
母の突然の再婚で、杉山さんというそのおじさんが、私の父親になるという。
杉山さんが来ていたポロシャツは、よくスーパーの衣料品売り場で見かける、おじさん用のそれだった。
よろしくねと笑顔で話しかけてきた杉山さんの手は、爪の端に黒い垢が見えた。
その話し方、その声も、私は好きになれなかった。
何より私はまだ、十四歳の女子中学生だったのだ。
その日から、杉山さんと私の長いバトルが始まった
出典)演劇集団・東京ストーリーテラー公式サイト
前売り券 | 役者の話芸②「三編の様々な結末」
前売り券が手元に。楽しみです。
関連外部リンク
参考
劇作家 久間勝彦 上演台本 Kindle版amazon
参考
次回公演演劇集団・東京ストーリーテラー公式サイト
参考
TsT通信演劇集団・東京ストーリーテラーのblog
参考
三編の様々な結末CoRich舞台芸術!
参考
アクセスシアターKASSAI
地図 | シアターKASSAI